新しい年を迎え

2016年  明けましておめでとうございます。
今年、最初のブログです。前回の引き続きで申しわけ
ありません。今回は活性酸素についてです。d-ROMs
にしても、hs-CRPにしても、この活性酸素に細胞が
ダメージを受けて変化するものと思います。「がん」にし
ても、遺伝的な要素が有るとはいえ、やはり活性酸素
の影響は考えておく必要が有ると思います。活性酸素
には、ラジカル種とノンラジカル種が有ります。ラジカル
種の代表は付帯電子を持つ・O2-とHO・が有名で、
他の電子を奪い酸化をさせます。ちなみに、酸化とは
酸素と結合するか、電子を失う科学反応です。ノンラジ
カル種の代表はH2O2では無いでしょうか?・O2-は
酸化力は大きくは無いですが、HO・は酸化力は強く
連鎖的脂質過酸化反応を起こします。しかし、寿命
は1/100万秒と瞬時のうちに反応します。ここで、
私も注意が必要ですが、肝細胞を例にとって説明し
ます。例えば肝臓がアルコール性肝障害があるとし
ます。鉄イオンが蓄積され易い状況で鉄イオンは、
H2O2と反応します。(フェントン反応)そうすると、
ヒドロキシラジカル(・HO)を産生します。
Fe2+ + H2O2→ Fe3? + HO- +HO・(ヒ
ドロキシラジカル)また、3価のFeはスーパーオキシド
により、・O2- +Fe3+ → O2 + Fe2+(ハーバー
ワイス反応で2価の鉄に戻ります。以上の反応が肝細
胞の中でおこります。DNAや細胞が傷つけられます。
修復可能であれば、修復をしますが、DNAはそのま
まの鋳型を作るので、完全で無いものをコピーする可
能性も有ります。人体の細胞は有限分裂細胞だから、
テロメアが縮小すればそれ以上は分裂不可と成ります
では、活性酸素を無くすれば良いのですが、酸素の
90㌫をミトコンドリアのエネルギー代謝(電子伝達系)
で使用される為、ミトコンドリアのエネルギー代謝の時
に一番活性酸素が出現するものと思います。では、ど
うしたら良いのか?やはり生活習慣に気を付け、腸内
環境を整え、SOD(スーパーオキシド ディスムターゼ
ゼ)が衰えていないかを確かめる。SODは歳とともに
衰える事が解っています。BAP(バイオロジカル アン
チオキシダント ポテンシァル)等で調べておくのも良
いかも知れません。口腔内(咀嚼機能、審美)があって
の全身であり、全身が健康であっての口腔内と思って
います。
 
  今年も宜しくお願い致します。
          2016年1月吉日
        ハーツ デンタル クリニック
                 永橋 克史

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