むし歯治療

むし歯治療はお早めに

むし歯治療はお早めに

むし歯はカゼに次ぐ、かかりやすい病気です。しかも、一度、失った歯は取り戻すことができない、怖い病気でもあります。だからこそ、少しでも違和感があれば早めのむし歯健診をおすすめします。ハールデンタルクリニック西白井駅前では24時間簡単にWEB予約も可能です。予約ができない場合は一度お電話でご相談ください。

定期検診をおすすめします

定期検診をおすすめします

『むし歯になってから治療する』のではなく、『むし歯にならないように定期的に歯をチェックする』という予防中心の診療を定期的に受けることが、大切な歯を守るためには重要。むし歯は発見が早いほど、早く治療できる病気ですので、定期検診をおすすめいたします。

子供ですと4~6ケ月に一度、フッ素を塗っていくことを中学生まで継続するといいでしょう。大人ですと半年に一度はお掃除をし、歯石・歯垢を除去しましょう。

こんな方は特に「歯の健康診断」をおすすめします

  • ● 最近3年間で1度も歯科医院に行っていない
  • ● 家族に虫歯の人が多い
  • ● 熱いものや冷たいものがしみることがある
  • ● 食べものがよく歯につまる
  • ● 歯ぐきがよく腫れる
  • ● 歯をみがくと歯ぐきから血が出るときがある
  • ● 朝起きたときお口の中がネバネバする
むし歯の段階

むし歯の段階

むし歯は、“比較的治療が簡単な初期(C1)”から、“抜歯が必要になるまで進行した状態(C4)”まで様々な段階に分かれます。特に、歯の神経を残せるかどうかが、治療法の分かれ目。

C1

C1

痛みはほとんどないですが、エナメル質と呼ばれる歯の表面が少し黒くなります。自覚症状がほとんどありませんので、この状態で自分でむし歯を発見するのは難しいです。

C2

C2

エナメル質から象牙質まで、むし歯が進行している状態です。症状は冷たいものがしみる程度で、この状態でしたら治療はおおよそ3回以内で終わることが多いです。

C3

C3

冷たいものだけでなく温かいものもしみます。この状態から「むし歯かな」と自覚する人が多いようです。また見た目にもはっきりと歯に穴が開いていることがわかります。

C4

C4

歯の神経が死に、痛みを感じなくなります。痛みが消えることで、むし歯に関心がなくなり放置する人もいますが、その間にもむし歯は着々と進行しています。激しい痛みと高熱が出ることもありますので、お早めに治療してください。

むし歯の段階に応じた治療方法とその手順

むし歯は進行状況に応じて治療方法が変わります。ここではむし歯をCO・C1・C2・C3・C4の5段階に分けて、症状と治療方法を解説します。

初期むし歯(CO)

症状

初期むし歯は、歯の表面に白い斑点が現れる状態で、痛みや不快感はほとんどありません。この段階では、エナメル質の表面にカルシウムが溶け出し、脱灰が始まっています。

治療方法と手順

フッ素塗布: フッ素を歯の表面に塗布し、再石灰化を促進します。
ブラッシング指導: 正しい歯磨き方法を指導し、口腔衛生の向上を図ります。
食生活の改善: 砂糖の摂取を控え、バランスの取れた食事を推奨します。

エナメル質のむし歯(C1)

症状

エナメル質のむし歯は、歯の表面に小さな穴が開いた状態で、痛みはほとんどありません。この段階では、むし歯がエナメル質のみにとどまっています。

治療方法と手順

レジン充填: むし歯部分を削り取り、コンポジットレジンで穴を埋めます。
麻酔: 必要に応じて局所麻酔を行います。
削除: むし歯部分を専用の器具で削り取ります。
充填: 削った部分にレジンを詰め、光で硬化させます。
定期検診: 定期的に検診を行い、再発を防ぎます。

象牙質のむし歯(C2)

症状

象牙質のむし歯は、エナメル質を越えて象牙質まで達した状態で、冷たいものや甘いものに対して痛みを感じることがあります。

治療方法と手順

麻酔: 局所麻酔を行い、痛みを感じないようにします。
削除: むし歯部分を削り取り、感染した象牙質を除去します。
充填: レジンまたはインレー(部分的な詰め物)で修復します。
型取り: 必要に応じて、インレー用の型を取ります。
製作と装着: 型に基づいてインレーを製作し、装着します。
噛み合わせ調整: 修復後、噛み合わせを調整します。

神経に達したむし歯(C3)

症状

神経に達したむし歯は、激しい痛みを伴うことが多く、歯の内部で炎症や感染が進行している状態です。

治療方法と手順

麻酔: 局所麻酔を行い、痛みを軽減します。
根管治療: 感染した神経と組織を除去します。
開放: 歯の冠部を開け、根管にアクセスします。
除去: 特殊な器具を使用して感染した神経と組織を除去します。
洗浄: 根管内を洗浄し、消毒します。
充填: 根管内にガッタパーチャなどの材料を充填し、密封します。
クラウン装着: 根管治療後、歯の強度を保つためにクラウンを装着します。

残根状態(C4)

症状

残根状態は、歯の大部分が崩壊し、根だけが残った状態です。この段階では、痛みや腫れが生じることが多く、歯の保存が困難です。

治療方法と手順

抜歯: 残っている歯の根を抜去します。
麻酔: 局所麻酔を行い、痛みを軽減します。
抜去: 専用の器具を使用して歯根を抜去します。
インプラントまたは義歯: 抜歯後の空いたスペースに対してインプラントや義歯を提案します。

むし歯は早期発見・早期治療が重要

このように、むし歯は進行するほど治療が大掛かりになり、費用も高くなるため、早期治発見・早期治療が重要となります。比較的早い段階でむし歯を自覚、あるいは発見することができれば、むし歯の進行を防ぎ、治療費の抑制にもつながります。そのためには3~4ヵ月に1回の歯科検診・メンテナンスを受けることが大切です。定期的な歯科検診を受けることで、むし歯を早期に発見し、最小限の処置で済ませることができます。当院では、患者さん一人ひとりに適した予防と治療を提供しています。むし歯の予防と早期治療について詳しく知りたい方は、ぜひご相談ください。

むし歯治療の痛みの軽減法

むし歯治療を受ける際、痛みに対する不安を感じる患者さんは少なくありません。特にお子さんや親御さんにとって、痛みが少ない治療は大変重要です。当院では、最新の技術と方法を駆使して、できるだけ痛みを軽減する取り組みを行っています。

表面麻酔の使用

まず、治療前に使用する表面麻酔についてご紹介します。表面麻酔は、治療部位の皮膚や粘膜に直接塗布するジェルやスプレーの形態で提供され、針を使用する前に麻酔を施すことで、針の刺す痛みを感じにくくします。これにより、麻酔注射への恐怖心を和らげ、リラックスして治療に臨んでいただけます。

電動麻酔器の活用

次に、電動麻酔器の活用についてです。電動麻酔器は、手動で行う麻酔注射とは異なり、一定の速度で麻酔液を注入することができます。これにより、痛みを感じることなくスムーズに麻酔を行うことが可能となります。麻酔液の注入速度が安定しているため、圧力の変化が少なく、痛みをほとんど感じさせません。また、注射器の振動や音も少ないため、お子さんにも安心して使用できます。

むし歯を削る時の痛みを軽減

むし歯を削る際の痛みを最小限に抑えるため、切削範囲をできるだけ小さくすることも重要です。当院では、むし歯の状態を正確に診断し、必要最小限の切削を行うことで、健康な歯質を最大限に残す治療を心がけています。これにより、歯の神経に対する刺激を減らし、痛みを軽減することができます。

また、最新の切削器具を使用することで、効率的かつ正確にむし歯部分のみを除去することが可能です。これにより、治療時間を短縮し、患者さんの負担を軽減することができます。

定期検診をおすすめします

「歯の神経」を取った歯はもろくなってしまいます。むし歯を早期発見して、自然の歯でおいしく食事をしていただくためにも、是非、定期健診を受けてください。

むし歯は予防が大切

むし歯は予防が大切

ひとりひとり、お口の中の状態は違うもの。現状を十分に把握し、むし歯や歯肉炎など無縁になるようにお勧めするのが予防なのです。

むし歯治療

「むし歯の痛みを経験したくない」「口臭が気になる」など、お口の中の健康に不安をお持ちの方は、たくさんいらっしゃいます。歯や口内環境が気になってから治療するのではなく、治療から予防・健康管理までを一貫して行うことが大切なのです。

むし歯予防のメリット

歯の治療は他の多くの病気と違い、元に戻すことができないことにあります。失われてしまった歯の部分に人工の材料を使って治療したり、歯周病の進行を食い止めるものが大半。一度なくしてしまうと取り戻せない歯は、むし歯になる前からならないように予防しておく必要があります。

むし歯予防プログラム

  • むし歯になりやすいかどうかなどの検査を行い、歯磨きの指導 (定期検診)
  • PMTC(歯のクリーニングおよびレーザー照射)、フッ素の応用
  • かみ合わせの修正(調整や歯列矯正など
  • 習慣や生活その他個人々にあわせた指導等

むし歯治療の後遺症と予防法

むし歯治療後、以下のような後遺症が生じることがあります。これらの症状は適切なケアと予防法で軽減することが可能です。

歯がしみる

原因

治療後、歯のエナメル質が削られることで象牙質が露出し、冷たいものや熱いものに対して敏感になることがあります。

予防法

フッ素塗布: 歯の表面にフッ素を塗布し、再石灰化を促進します。
知覚過敏用歯磨き粉の使用: 専用の歯磨き粉を使用することで、歯の表面を保護し、しみる症状を軽減します。
ブラッシング方法の改善: 歯肉を傷つけないよう、柔らかいブラシを使って優しくブラッシングすることが重要です。

歯が痛い

原因

治療後に痛みが続く場合、根管内に病変が残っていたり、詰め物が正しく適合していなかったりすることが原因として考えられます

予防法

定期検診: 治療後も定期的に歯科医の検診を受け、問題がないか確認します。
噛み合わせの調整: 詰め物やクラウンが正しく噛み合わせているか確認し、必要に応じて調整します。
適切なケア: 治療後は口腔内の衛生を保つために、正しい歯磨きとフロスの使用を続けます。

噛みにくい

原因

むし歯治療後、詰め物やクラウンが歯の自然な形状や高さと合わない場合、噛みにくさを感じることがあります。

予防法

精密な型取り: 治療前に精密な型を取ることで、詰め物やクラウンが自然な歯と正確にフィットするようにします。
噛み合わせの調整: 治療後に噛み合わせを丁寧に調整し、違和感を減らします。
フォローアップ: 治療後の定期的なフォローアップを行い、問題がないか確認し、必要な調整を行います。

むし歯治療後の後遺症は、適切なケアと定期的なチェックで予防・軽減することができます。当院では、治療後のフォローアップをしっかり行い、患者さんが快適に過ごせるようサポートしています。歯がしみる、痛い、噛みにくいなどの症状がある場合は、早めにご相談ください。

むし歯治療の子供向けケア方法

むし歯治療中および治療後のお子さんのケアは、健康な歯を維持し、再発を防ぐために非常に重要です。以下に、具体的なケア方法を解説します。

むし歯治療中のケア

1. 正しいブラッシング

方法: 治療中でも歯磨きを怠らず、特に治療した部分を優しく丁寧に磨くことが大切です。柔らかい毛の子供用歯ブラシを使用し、フッ素入りの歯磨き粉を適量使います。
タイミング: 食後と就寝前にしっかりと磨く習慣をつけましょう。

2. 食生活の見直し

健康的な食事: 甘いお菓子や飲み物を控え、野菜や果物などの健康的なスナックを提供します。
飲み物の選択: 水や無糖の飲み物を選び、糖分の多い飲み物は避けるようにします。

むし歯治療後のケア

1. 継続的なブラッシング

方法: 治療後も引き続き、正しいブラッシングを習慣化します。特に、治療した歯を中心に磨き残しがないように注意します。
仕上げ磨き: 親御さんが仕上げ磨きを行うことで、さらに細かい部分まできれいにできます。

2. フロスの使用

使用方法: フロスを使って歯と歯の間のプラークを除去します。子供用のホルダー付きフロスを使うと便利です。

3. 定期的な歯科検診

検診頻度:3~6ヶ月ごとに定期検診を受けることで、むし歯の再発防止と早期発見が可能です。
検診内容: 検診では、歯のクリーニングやフッ素塗布を行い、口腔内の健康を維持します。

4. フッ素塗布とシーラント

予防法: フッ素塗布で歯の再石灰化を促進し、シーラントで奥歯の溝をカバーすることで、むし歯予防効果を高めます。

お子さんのむし歯治療中・治療後のケアは、親御さんのサポートが欠かせません。当院では、個々のお子さんに最適なケア方法を提供し、むし歯の再発を防ぐためのサポートを行っています。お子さんの歯の健康について気になることがあれば、ぜひご相談ください。

むし歯治療の費用と保険適用範囲

むし歯治療の費用は、むし歯の進行度や治療方法によって大きく異なります。ここでは、一般的な治療費用の目安と保険適用範囲について解説します。

初期むし歯(CO)の治療費用と保険適用

治療内容

初期むし歯は、フッ素塗布やブラッシング指導などの予防的処置が中心です。

費用と保険適用

フッ素塗布: フッ素塗布はむし歯治療や予防診療の一環として行われることが多く、別途、費用が発生することは稀です。
ブラッシング指導: 保険適用で、患者さんの自己負担額は数百円程度です。

エナメル質のむし歯(C1)の治療費用と保険適用

治療内容

エナメル質のむし歯では、むし歯部分を削り取り、レジン(樹脂)を詰める処置が一般的です。

費用と保険適用

レジン充填: 保険適用で、自己負担額は1本あたり約1,000~2,000円程度です。

象牙質のむし歯(C2)の治療費用と保険適用

治療内容

象牙質に達したむし歯は、むし歯部分を削り取り、詰め物やインレー(部分的な詰め物)で修復します。

費用と保険適用

レジン充填: 保険適用で、自己負担額は約1,500~3,000円程度です。
インレー(銀歯): 保険適用で、自己負担額は約3,000~5,000円程度です。

神経に達したむし歯(C3)の治療費用と保険適用

治療内容

神経に達したむし歯は、根管治療が必要です。感染した神経を除去し、根管内を清掃・消毒してから詰め物をします。

費用と保険適用

根管治療: 保険適用で、自己負担額は1本あたり約3,000~10,000円程度です。
クラウン(銀歯): 保険適用で、自己負担額は約5,000円程度です。

残根状態(C4)の治療費用と保険適用

治療内容

残根状態では、抜歯が必要です。その後、インプラントや義歯で補うことが一般的です。

費用と保険適用

抜歯: 保険適用で、自己負担額は約1,000~3,000円程度です。
インプラント: 保険適用外で、1本あたり約300,000~500,000円程度です。
義歯(部分入れ歯、ブリッジ): 保険適用で、自己負担額は約5,000~20,000円程度です。

むし歯治療の保険適用の範囲について

日本の歯科治療では、基本的に保険が適用される治療が多く、自己負担額は3割です。しかし、審美的な治療や高度な治療法(セラミックのクラウンやインプラントなど)は保険適用外となることが多く、自費診療となります。これにより、治療費が大きく異なります。

当院は北総線の西白井駅から徒歩1分程度の場所にあります。西白井、白井、小室、千葉ニュータウン、印西、鎌ヶ谷から近い立地です。 また、白井駅から2分、新鎌ヶ谷駅から3分、東松戸駅から9分ですので、船橋や松戸など千葉方面からアクセスしやすい場所にあります。医院は駅前ロータリー内にありますので、雨の日でも安心です。

ハーツデンタルクリニック西白井駅前

所在地 〒270-1435
千葉県白井市清水口1丁目1−4
電話番号 047-401-1161
診療時間 10:00~13:00/14:30~19:00
休診日 お盆、正月 毎週火曜・木曜
交通 西白井駅徒歩1分
診療時間 日祝
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